今週のゲーム関連ニュース:オープンソース化したゲーム制作ツール、Civ5のWindowsとLinux版比較レポート、それからHumble Bundleのセールは7月16日まで!

今年も、SteamとGOGのサマーセールが終わりました。みなさまはなにかおもしろいゲームを手に入れることができましたでしょうか。私はまだ買ってなかったDon’t StarveとPapers, Please、それからCivilization 5のDLCも買いました。しかし、まだHumble Bundleでのセールが残っておりますので、お気をつけください。ちょっと小規模にはなるでしょうが、地味なインディゲームをSteamのセール時よりも安く手に入れることができるかもしれません。7月16日までだそうです。

新リリースタイトルなどについては、また明日取り上げることにして、こちらではゲームに関連するニュースについて書くことにします。まずは、Wineの新バージョン1.7.21がリリースされました。今回修正されたバグの中には、Wolfenstein – The New Orderが起動しない(36506)、Tomb Raider Chroniclesが32ビットカラーモードでクラッシュする(36553)、Dragon Age AwakeningとMass Effect 2のインストーラーがクラッシュ(22091)、それからRunes of Magicのバグ(17818、32077)などが含まれています。

それから、Civilization 5およびXCOMのLinux移植版のデキやWindows版との違いについてPCGamingWikiがレポートしているという記事です。

Civ5では、アンチエイリアス処理がされていないためにグラフィック全体でギザギザが目立つ、GPUテクスチャデコーディングもナシ、それからSteam Workshopが使えなくて、さらに言語サポートもない。レポート記事を見ると、ローディング時間についてもLinux版のほうがちょっと長くかかる。結論としては『小さな欠点はたくさん見つかるが、全体的には良い移植だ』とまとめられております。移植のデキが良いことは確かですし、言語サポートも含めて小さな問題点のいくつかについてはこれから改善されるのではないかと思います。

Feral Interactiveが移植を担当したXCOM:EUについては、Windows版とくらべると若干パフォーマンスが落ちるものの、存分にゲームを楽しめることができるとのこと。さらに、Feralは現在アップデートのリリースにむけて取り組んでおり、これによりパフォーマンス向上やNvidia製グラボでのパフォーマンス改善などを実現する予定なのだそうです。

つづいて、コーディングの知識がなくてもゲームを作ることのできるツールGame Developがオープンソース化されました。Indiegogoでのキャンペーンは失敗に終わったらしいのですが、それもオープンソース化と関係があるのかもしれません。公式ページを見てみると、なかなか使いやすそうに見えますし、こんなツールがどんどんLinuxでも使えるようになるのはとてもいいことだと思います。

先月末になりますが、あらたに36本のLinux対応タイトルがSteamのGreenlightを通過しました。今回、目についたのは、フィンランドの神話をベースにしたローグライクSproggiwood、Dogecoinを稼ぐことが可能なMMORPGのVoidspaceあたりでしょうか。

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