Steam Marines

今週のニューリリース&アップデート情報:Goat Simulatorにベータ!XCOM:Enemy UnknownにもLinux版登場!

週末の記事1本あたりの分量がちょっと多すぎるように思うので、分けて書いてみようと思います。

今週もLinuxに新しいゲームがいくつか登場しました。

まずは、Goat SimulatorのLinux移植ベータ版がリリースされました。バグについてはSteamのフォーラムの本スレッドbugzillaから報告してほしいとのこと。

We’ve just set a public beta live of the coming Mac and Linux-versions of Goat Simulator. The beta can be accessed by from your Macgoing library/GoatSimulator/properties, select the “betas”-tab and then select the “portbeta” under the drop down menu.
Goat SimulatorのMacおよびLinuxへの移植についてですが、ベータ版を公式リリースしました。ベータ版をためすには、SteamクライアントのライブラリからGoatSimulatorのPropertiesを選択し、それから『BETAS』のタブにあるドロップダウンリストから『portbeta』を選択します。

それから、5月あたりから話が出ていたようですが、とうとうXCOM: Enemy UnknownのLinux版がリリースされたようです。私のPCは条件を満たしていないので残念ながらあそべないのですが、かなりおもしろいターン制ストラテジーゲームだと聞いております。今回の移植を担当したのは、人気タイトルのMacへの移植を手がけるFeral Interactiveで、過去にはHitman AbsolutionやTotal War: Shogun 2のMac版などをリリースしています。

それから、LIMBOのLinux版が正式リリース。こちらの移植を担当したのは、Goat Simulatorと同じくRyan C. Gordon氏で、SDL2が使われており、ゲームパッドにもきちんと対応しているとのこと。

それから、ステージがランダム生成されるタイプのFPS『Fancy Skulls』がSteamでリリースされました。まだ開発段階で、アーリーアクセスのゲームとして提供されています。RPSのレビューもわりと好意的でした。

Yet although it’s all a little bit samey, the little pile of systems here are a lovely distraction. For just over £5 as of version 0.7, it’s a distraction that’s entirely worth the money, with still time for it to improve.
まだちょっと同じパターンが多いけれども、このゲームはとても楽しい気晴らしになる。もっと良いゲームになるにはもう少し時間がかかるとしても、5ポンドちょっとという値段を考えると、値段相応の楽しみをしっかりと提供してくれる。

XCOM: Enemy UnknownにLinux版が登場する少し前に、OpenXcom 1.0もリリースされました。こちらの本体はもちろん無料でダウンロードできますが、バニラのX-COM: UFO Defenseが必要なのだそうです。

それから、アーリーアクセスとしてSteamで提供されているSFローグライクSteam MarinesがLinuxに対応したそうです。昨年の10月頃からユーザーからの声を受けて移植がはじまり、とうとうリリースされたとのことで、問題はいつ完成するのかだとおもいます。スクショやトレーラー動画を見ると、どうやら普通のローグライクといった作りのゲームで、たぶんかなりむずかしそう。